キャディー

いよいよ1月1日より新ゴルフルールになります!

2018年 12月 30日

2019年1月1日より世界中、一斉に新しいゴルフルールが施行されます!

今まではオリンピックの開催と同じ年、4年に1回のルール変更がありました。

しかし、今回は違います!

今まで34条あった規則が23条にまで少なくなり、全く別物と言っていいほどの大幅改正です。

その中から主な変更点をまとめましたので、ぜひご一読ください。

★新しいゴルフ規則の主な変更箇所

1、コース名称の変更

コースは5つのコースエリアに分けられ、その名称が変わるものがあります。

・ティーインググラウンド ⇒ ・ティーイングエリア

・スルーザグリーン ⇒ ・ジェネラルエリア

・バンカー ⇒ ・変更なし

・ウォーターハザード ⇒ ・ペナルティーエリア

・パッティンググリーン ⇒ ・変更なし

2、距離計測機器の使用

距離計測機器の使用が認められ、2点間の距離を計測することができます。しかし、高低差、風向きなど、他のプレーに影響する要素を計測することはできません

※距離計測機器に距離計測以外の様々な機能が付いていても、それを使用しなければ違反とはなりません。

3、速やかなプレーペースの奨励

以下の点を各プレーヤーが心掛けることでゴルフを速やかにプレーすることができます。

①プレーヤーは自分の順番になってから40秒以内でストロークを行わなければなりません。

②ストロークプレーでは、安全を間違いなく確保できるとき、球の位置に関係なく準備ができたプレーヤーからプレーすること(レディーゴルフ)が奨励されます。

※但し、プレーの順番として遠球先打の原則は変わりません。

4、球の捜索時間は3分

球の捜索時間が5分から3分に短縮されます。このことは紛失球となる可能性を高めるので暫定球の必要性が増すことになります。

5、マーカーへの告知

規則に基づいて救済を受ける場合、マーカーに事前に知らせたり、立ち会わせる必要はありません。但し、暫定球をプレーする場合は、従来通り「暫定球をプレーします」と告げなければなりません。

6、スタンスをとった後、キャディーが後方に立つことはできない

新しい規則ではプレーヤーがスタンスをとった後にキャディーを後方に立つことが禁止となります。ストロークを行う前にキャディーがその場所を離れたとしても罰を受けることになります。(ストロークプレーでは2罰打、マッチプレーではそのホールの負け)

7、球の捜索中に球を動かしても罰はない

球を捜索中に自分の球を偶然に動かしてしまっても罰はありません。その球は元の位置にリプレースしなければなりません。

8、ストロークした球が偶然に自分のものに当たっても罰はない

ストロークした球が偶然に自分自身、自分のキャディー、用具に当たっても罰はありません。偶然に共用のカートに当たっても罰はありません。

9、球を動かしたことの判断基準

球が動いた場合、プレーヤーが原因であるとする事実上確実な証拠(95%以上の明確な証拠)がない場合、プレーヤーが球を動かす原因とは扱われません。

10、2度打ちしても罰はない

2度打ちをしたときの1罰打がなくなります。そのストロークを1打と数えるだけになります。

11、地面にくい込んだ球

球がジェネラルエリアにくい込んだ場合、罰なしに救済を受けることができます。例えば、球がラフの中の地面に食い込んだ場合も罰なしの救済を受けることができます。
一方、委員会はこの救済をフェアウェイの区域のみに限定するローカル・ルールを制定することができる。

12、球の取り替え

従来とは違い、罰なしの救済であっても球を取り替えることができます。罰のあるなしに関係なく救済規則に基づいて拾い上げた球は取り替えることができます。

13、救済エリアを計測するクラブ

1 クラブレングスや 2 クラブレングスの救済エリアを計測する場合に使用するクラブは、プレーヤーがそのラウンドのために持ち運んでいる最も長いクラブ(パターを除く)となります。したがって状況によってクラブレングスを計測するクラブを変えることはできません。

14、ドロップの方法
従来の「肩の高さからのドロップ」から「膝の高さからのドロップ」となります。

15、バンカー内のルースインペディメント

球がバンカー内にある場合、ルースインペディメントを罰なしに取り除くことができます。

16、バンカー内の球に対するアンプレヤブルの新しい選択肢

バンカー内の球に対するアンプレヤブルの処置として、従来の1罰打の処置の他に、2罰打を加えればバンカー外の救済エリアから処置できるようになります。バンカー内の球とホールを結ぶ線上でそのバンカー外の後方に基点を決めて、その基点から1クラブレングス以内でホールに近付かない救済エリアに球をドロップする処置が追加されます。

17、ウォーターハザードに代わるペナルティーエリア

新しいペナルティーエリアは水域だけでなく、委員会が1打の罰で救済を認めたい区域に設定することができます。例えば、ブッシュや崖、雑木林などをペナルティーエリアとして設定することができます。イエローペナルティーエリアは現在のウォーターハザードの処置を取ることができ、レッドペナルティーエリアはラテラル・ウォーターハザードの救済処置をとることができますが、対岸での救済は廃止されます。

またペナルティーエリア内の球をプレーする場合、クラブをソールしたり、ルースインペディメントを取り除くことができます。

18、パッティンググリーンのプレーの線に触れる

パットをするときにそのプレーの線上のグリーン面に触れただけでは罰はありません。例えば、キャディーさんがねらい目を指で触ることも違反ではありません。

ただし、改善をしたという事実があれば罰(ストロークプレーでは2罰打)を受けることになります。

19、パッティンググリーン上の損傷個所の修復

パッティンググリーンの損傷箇所(人、動物、乗り物などによって作られたもの)を修復することができます。例えば、プレーの線上にあるスパイクマークを修理することができます。ただし、自然にできた凸凹やホールの摩耗を修復することはできません。

20、パッティンググリーン上の球を動かす

パッティンググリーンン上にある自分の球を偶然に動かしても罰はなく、その球は元の位置にリプレースしなければなりません。

21、パッティンググリーン上でリプレースした球が動く

パッティンググリーン上でリプレースした球が偶然に動いた場合、その原因が何であったとしても、その球は罰なしに元の位置にリプレースしなければなりません。

22、パッティンググリーンの球をキャディーがマークして拾い上げる

パッティンググリーン上にある球をキャディーがマークして拾い上げる場合、プレーヤーの承認を得る必要はありません。

23、ホールに旗竿を立てたままのプレー

パッティンググリーンからパットするときに旗竿を立てたままパットすることができます。もしパットした球がホールに立てられているその旗竿に当たっても罰はなく、球はあるがままにプレーします(ホールインが認められる)。

以上です。

その他、ご不明な点などがありましたら、有馬カンツリー倶楽部マスター室まで何なりとお問合せください。

ルールに則って楽しくプレーしましょう!

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