ゴルフ振興

ゴルフで学ぶ「忍耐」

2018年 12月 20日

★ゴルフで学べる教育とは

ゴルフは「審判のいないスポーツ」と言われ、自己判断に委ねられることが多いスポーツのため、生きていくために必要な様々なスキルを学ぶことができます。

たとえば「ザ・ファースト・ティ」という青少年育成教育プログラムで学ぶライフスキルの中核は、「ナイン・コア・バリュー(Nine Core Value)」と呼ばれる9つの大切な価値観です。「ザ・ファースト・ティ」の参加者(児童・生徒やその家族)は、9つの価値観の本質について学び、ゴルフの場面だけでなく、社会生活の中でも実践できることを目指します。

「ナイン・コア・バリュー(Nine Core Value)」と呼ばれる9つの大切な価値観は、「尊敬」「礼儀」「正直」「自信」「スポーツマンシップ」「判断」「責任」「忍耐」「誠実」という9つの価値観で構成されています。この「ナイン・コア・バリュー」は子どもだけに有効なのではなく、人として正しく生きていくために絶対に欠かすことができないスキルです。

★生きていくための大切な価値観のひとつ「忍耐」

人が生きていく上で大事な素養を考えると、間違いなく「忍耐力」がそのひとつに挙がってきます。

「忍耐」といえば“我慢”“根性”などを連想させ、いまどき必要ではない要素のように思いがちですが、これは会社、組織、仕事、人間関係などあらゆる場面で、どうしても必要な素養です。

忍耐力がなく、耐性が養われないうちに年齢だけ成人し、社会人として世の中に送り出されたら、どうなるでしょうか。

仕事先で思いどおりにいかない。おもしろくない。やる気が出ない。嫌がらせを受けた。つまらない。それらの解決手段は、会社を辞めるしかない。そして次の新しい仕事に向かう。でも新たな職場でも、思いどおりにいかない、つまらないと言って、また辞める。この繰り返しになるかもしれません。

忍耐といっても「ひたすら我慢!」というわけではありません。感情のままに即答、即応していけないといっているのであり、嫌なことや不運なことがあっても、すぐに投げ出さずにグッといったん受け止めることに「忍耐力」を使うのです。

社会の仕租みからして、本当に意欲が持てない職業が増えているのかもしれませんが、「嫌だから辞める」では、物事は何一つ解決しません。

 

★忍耐は心の豊かさに必要不可欠な能力

忍耐というのは単なる我慢ではなく、苦しさや辛さ、悲しいこと、自分に対して不都合なことに対して感情的な仕返しや現実逃避をするのではなく、耐え忍ぶことです。

忍耐力があると、逆境の場面でも物事をプラスに捉え、自己成長や目標の実現につなげていくことができます。トップアスリートなどは毎日厳しい練習をしています。自分の目標のため、その厳しい練習や自分と向き合い「忍耐」しながら取り組んでいるはずです。

近年では忍耐力のある人がどんどん減ってきていると言われています。

忍耐力はその人の生きる力や人間力の可能性を広げるトリガーになっているとされているのですが、近年ではその力が育たずに、本来ならば忍耐する場であっても「我慢」することでその場を補い、そこで生まれたストレスを何かで発散するというサイクルを送っている人が増えているとされています。

これは我慢することがいけないとか、忍耐が我慢より素晴らしいという話ではありません。

本来ならば耐え忍び、自らの人生を切り開いていけるようなターニングポイントであったとしても、場当たり的に「今耐えればいいや」「自分だけが我慢すればうまくいく」という風な捉え方をしてしまい、その結果、チャンスを生かし切れなかったり、自分の欲求をコントロールできずに感情的になって物事がうまく進まなかったり、もしくは他人とのコミュニケーションや関わりに問題が生じることが多くなってきているということです。

★ゴルフで学ぶ「忍耐」

ゴルフは、打つたびにピンチとチャンスが目まぐるしく変わるスポーツであり、ピンチに耐え忍んで、チャンスをものにするための“忍耐力”を養うスポーツです。

「ピンチの後にはチャンスあり」は、スポーツでよく使われる言葉ですが、逆もまたしかりで、チャンスの後にはピンチが来ます。運は巡ってきます。チャンスとピンチの間には深い因果関係が潜んでいるのです。

つまり、ピンチになってもそれを耐え忍んでいなければチャンスは来ません。ピンチになって慌てて無謀なことをしたり、そこであきらめてしまったら事態は深刻になるばかり。チャンスが来ないまま終わってしまいます。

一方、チャンスが来たとき、それを着実にものにすると、良いリズムに乗ることができます。ところが、むざむざと逃がしたときには必ずと言っていいほどピンチが襲います。

たとえば、1メートルのバーディーパットという絶好のチャンスが巡ってきたとき、平常心ならばバーディーになる可能性が高いでしょう。ところがこの千載一遇のチャンスをものにしたいという強い想いから、外すのが怖くなり、手が震えてきます。

見た目はチャンスでも、心の中はピンチなのです。欲が自分自身を追い込んで、ネガティブな発想を引き出してしまうからです。

その重圧から逃げたいがために、早く結果を求めると。打ちきれずに失敗します。そしてそのミスを悔やみながら次のホールでは、また本当のピンチがやってきます。

ゴルフはミスのスポーツ。そんなネガティブな心境では、たった1メートルのパットもはずして当然なのです。もしも失敗したら、そこから学べばよいのです。いつでも冷静に楽しむゴルフが理想ですが、チャンスやピンチに心がかき乱されてネガティブな発想でプレーをしてしまうのが、現実のゴルフです。

ピンチを脱出することに喜びを見出せる人は必ず伸びるといいます。

トラブルショットこそゴルフの醍醐味と思える人は強い人です。我慢や忍耐にも限度があります。我慢や忍耐だけでベストショットを繰り返し放つことには無理があります。

ピンチやミスも自分自身のための大切な経験として受け入れ、トラブルショットを楽しみ、遊び心を持って打つことができれば、結果もまた楽しいものになるはずです。

◆参考文献

「頭に来てもアホとは闘うな!」田村耕太郎/朝日新聞出版

「心が強いゴルファーの「ごくシンプルな」思考術」鈴木規夫/実業之日本社

 

★『ザ・ファースト・ティ』とは

 

「ザ・ファースト・ティ」とは、1997年にスタートしたゴルフを通じて学ぶ青少年育成教育プログラムのことです。「ザ・ファースト・ティ」は、プロゴルファーを目指す選手育成のゴルフレッスンではありません。ゴルフを通じて子どもたちの健全な人格形成を図り、「ライフスキル」(生きていく上で必要な能力)や人生の価値を教えることを目的とした教育プログラムです。

これまでに、アメリカをはじめニュージーランド、カナダのゴルフ場や学校、軍施設で展開し、全世界で200以上の支部、1,000ヵ所以上の施設で、累計1,400万人以上の子どもたちが参加してきました。

日本では2015年(平成27年)にようやく開催されるようになり、関西のゴルフ場では2018年(平成30年)8月にようやく有馬カンツリー倶楽部で初開催となりました。日本では、まだまだこれからの新しいゴルフスクールです。

有馬カンツリー倶楽部やザ・ファースト・ティへのご意見・お問合せは

TEL:079-565-2111

Mail:sinarima@gmail.com

サイト:http://www.arimacc.jp/

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