ゴルフ振興

「ザ・ファースト・ティ」クラウドファンディング終了は12/26。現在達成率91%です!

2018年 12月 17日

現在、クラウドファンディングでご支援いただいています『ゴルフであそぼう! ザ・ファースト・ティ @ 有馬カンツリー倶楽部』。募集終了は12/26の23時までとなっています。

12/17現在で目標金額の91%となっております。

最後までご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

ご支援はこちらのページから⇒https://readyfor.jp/projects/19034/

 

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近くにあっても、ゴルフをしないと行く機会がないゴルフ場。

そこで、ゴルフを活用した子どもの育成プログラムで、地域の役に立ちたい!

有馬カンツリー倶楽部は、昭和35年(1960年)に会員制のゴルフ場としてオープンし、現在まで200万人を超える大勢のゴルファーにご利用いただいております。これまで、多くの地域の方、ゴルファーの方に支えていただきました。だからこそ、その恩返しとして、「この広いゴルフ場で、地域のために役に立てないだろうか?」と考えてきました。

私たちのゴルフ場がある兵庫県三田市は、関西のベッドタウンです。多くのファミリー層が住んでいる地域です。しかし、私たちのゴルフ場は会員制、かつゴルフ自体が大人のスポーツとして認知されていることが多いため、子どもたちの声をゴルフ場で聞くことはなく、もったいないと感じました。

そこで私たちは、ゴルフを通じた子どもたちの育成プログラムを開催したいと考えています。このプログラムは、プロを目指すようなプログラムではありません。ゴルフをきっかけとして、子どもたちの健全な育成を促していくものになります。

このプログラムをきっかけに、なかなかゴルフ場に来る機会のない子供たちにもゴルフ場を活用してもらいたい、そしてゴルフを好きになるきっかけにしたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

プロの育成レッスンではなく、ゴルフを人としての成長に役立てる「ザ・ファースト・ティ」

林の奥にある私たちのゴルフ場には、広くてふかふかの芝生が広がっています。そんなゴルフ場で、子どもたちにとびきりの笑顔で遊んでもらえたら、そう思いながらも、なかなか接点がありませんでした。そんなとき、懇意にしているゴルフ雑誌編集者から、「プロゴルファー育成のジュニアレッスンではなく、人としての成長に役立ち、子どもたちの非行を抑制するようなゴルフレッスンプログラムがアメリカで始まっている」と聞きました。それが、「ザ・ファースト・ティ」です。

 

ザ・ファースト・ティとは?

ザ・ファースト・ティは、アメリカ・フロリダ州の世界ゴルフ殿堂『ワールド・ゴルフ・ビレッジ』に本部を置く非営利団体で、日本ではNPO法人ザ・ファースト・ティ・オブ・ジャパンとして、平成23年(2011年)4月に設立しました。

『子供達にゴルフを通じて人格形成と人生に充実感をもたらす多様な価値観を促進する学習施設と教育プログラムを提供し、「ライフスキル」(生きていく上で必要な能力)や人生の価値を教えること』を活動目的としています。

<青少年育成プログラム>として、子どもたちに「スポーツとしてのゴルフの場」を提供し「生涯スポーツ社会の実現」を目指して、次世代を担う子どもたちの健全な育成に取り組んでいます。

1997年にプログラムをスタートしてからこれまでに、アメリカはじめニュージーランド、カナダのゴルフ場や学校などで展開し、全世界で累計1,400万人以上の子どもたちが参加してきました。

私たちは、この取り組みの主旨に共感し、このプログラムを通じて地域の子どもたちにゴルフ場を活用してほしいと考えました。

 

ゴルフの「他者への気配り」を学べるという特性を広めることで、減っていくプレー人口に歯止めをかけたい

また、ゴルフは今プレー人口の現状という問題を抱えています。バブル期に1500万人いたゴルフ人口が、2017年発表のレジャー調査では550万人にまで減少しています。また、ゴルフ人口の年代別構成比は60代、70代が52.8%と過半数を占めており、逆に10代、20代を合わせても10%にも満たしていません。これからますます高齢化が進むと同時に、ゴルフ人口の減少に歯止めがかからない状況が予想されているのです。

私たちは、コースデビュー、高額なゴルフ用品、ゴルフ場は交通不便な田舎にある、このような「始めるまでのハードルの高さ」を感じる人が多いことが、若年層のゴルフ人口が増えない要因の一つであると考えています。では逆に、これまでゴルフがここまで繁栄してきた理由を考えると、接待も含め「ビジネスにゴルフが役に立つ」という考え方が浸透していたことが挙げられます。

実際に何が役に立っていたのかについては、近年研究がされており、”他者への気配り”がゴルフの原理原則であるということが分かりました。

ゴルフは個人プレーでありながら、他のプレーヤーと18ホールを約5時間同行します。この間、審判など客観的な第3者もいませんので、お互いが気持ちよくゴルフプレーに集中できるように配慮をしなければいけません。「ナイスショット!」など同伴者であり対戦者でもある相手のプレーを褒めるということも、こうした原理原則からでているのです。

このように、ビジネスにおいても他者への気配りは基本であり、マナーに厳しいと言われるゴルフがビジネスマナーにも通じることが分かります。

つまり、「ゴルフはビジネスに役に立つ」というだけでなく、ゴルフは「他者への気配り」から、生きていくために必要なスキルを身に付けることができるツールであると思うのです。

こうしたゴルフの特性を正しく広めていくことも、ゴルフ人口の減少に歯止めをかけるひとつの施策になるのではないかと考えました。

この部分は今回、私たちが取り入れるザ・ファースト・ティプログラムの主旨である「ライフスキル」に通じる部分でもあるのです。

ザ・ファースト・ティ・プログラムを継続していくために

そして今夏、関西のゴルフ場ではじめての『ザ・ファースト・ティ・プログラム@有馬カンツリー倶楽部』というイベントを開催しました。

8月に2日間のイベントを開催、計19人の子どもたちがお父さんやお母さんと一緒に来てくれました。年齢は6~12歳。みんなゴルフは初めてでしたが、芝生を走ったり、転げまわったり、飛び切りの笑顔を見せてくれました。お父さんお母さんも一緒にゴルフで遊んでくれました。

しかし、このプログラムは一時的なイベントでは何の意味もありません。継続してこそ意味があります。

そこで、有馬カンツリー倶楽部では平成30年(2018年)10月から第2土曜・日曜、そして翌月曜の毎月3日間、ザ・ファースト・ティ・プログラムを開催していきたいと考えています。

地域の子どもたちの”習い事”のひとつであり、ともだちとの”外遊び”のひとつになることを目標にしています。そして、ゴルフをもっと身近に、楽しいものと感じてもらいたいです。

 

■プログラム概要

ゴルフは「審判のいないスポーツ」のため、自己判断にゆだねられることが多いスポーツです。そこには社会生活において必要な価値観を身に付けるための要素が数多く含まれています。

ザ・ファースト・ティは、これらを「正直」「責任」「礼儀」「判断」「忍耐」「尊敬」「自信」「誠実」「スポーツマンシップ」という9つの要素に分けて身に付けていくといったプログラムです。

アメリカでは、ゴルフコースでの実施だけでなく、学校教育や放課後プログラムにも取り入れられ、参加する子どもたちだけでなく保護者、教育者などからも高い評価を得ています。

■ザ・ファースト・ティのコーチングの特徴

『子どもたちを絶対に叱らず、褒める』

ザ・ファースト・ティでは、良い行動は徹底的に褒める。そして失敗したときには、「ドンマイ」の言葉とともにその中でも良かったことを伝えてあげる。このような徹底したコーチングで子どもたちを伸ばしていきます。

体罰はもってのほか!子どもたちとはハイタッチと握手で触れ合います。そのため、決してプロゴルファーを育てるような内容にはなりません。あくまで生きていくために必要な能力「ライフスキル」を学ぶスクーリングなのです。

■プログラムの内容

①オリエンテーション

コーチが、ナインコアバリューのひとつを今日のテーマとして説明します。

そして、テーマに基づいた目標を子どもたち自身が決めて、アクティビティに取り組んでいきます。

②アクティビティ

ウォームアップで身体を動かしてから、コースの指示に従い、ゴルフに関連する様々なゲームを楽しみながら学びます。

③ラップアップ

最後に今日学んだことを振り返ります。始める前に自分で決めた目標に対して、その結果を元気な声でひとりひとり発表していきます。

ゴルフを通じて、他の人に対する気配りや気遣いを覚え、個人スポーツだからこそ他の人を応援する。そんなことを、目の前に広がる芝生の上で楽しく遊びながら学んでいきます。

ーいただいたご支援の使い道ー

今回この「ザ・ファースト・ティ・プログラム」の開催にあたって必要なものは、「モノ」と「ヒト」です。

「モノ」とはスナッグゴルフとジュニア用ゴルフクラブなどのゴルフ用具です。ジュニア用のゴルフ用具は生産数が少ないため、非常に高価なものとなっています。また、身長に合わせて長さを変える必要があり、そのたびに買い替える必要があるのです。

私たちは、これらの負担を子どもたちに背負わせないよう、誰でも気軽に始められるよう、ゴルフ用品など、必要な物を揃えたいと考えています。

「ヒト」とはコーチの養成です。このプログラムのコーチは、ゴルフのインストラクターとは違います。プログラムの内容を熟知し世界で統一したコーチングをするために、本部のトレーナー指導を受けた人しか専属のコーチになることができません。

そのため、もっと継続的にこのプログラムを続けていけるよう、専属コーチを輩出していきます。

今回みなさまからいただいたご支援は、スナッグゴルフとジュニア用ゴルフクラブなどのゴルフ用具を購入するための費用、コーチを育成するための費用の一部として大切に活用させていただきます。

ゴルフを通じた学びの機会を届けていきたい

私たちは、このプログラムに参加することで、プロゴルファーになって欲しい、ゴルフをずっと続けて欲しいというわけではありません。

参加した子どもたちが、両親など大切な人を敬い、他人に配慮できる人になってほしい。そしていかなる分野においてでも活躍できる人になってほしい。それが私たちの願いです。

 

そしてこのゴルフの輪を、兵庫県三田市から広げていき、子どもたちの「元気」と「笑顔」を日本中に届けたいと思っています。

そんな夢のあるプロジェクトを継続していくためには皆さまのお力が必要です。どうかご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

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