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有馬カンツリー倶楽部コース管理インタビュー(会報誌掲載)

2022年 02月 11日

お客様にいつ来ても、気持ちよく、楽しくラウンドしてもらえるように。

エバーグリーンの先にある理想を追求し、絶え間ない努力と挑戦をつづけていく。

有馬カンツリー倶楽部ならではの価値あるコースを、これからも。

 

有馬カンツリー倶楽部 コース管理課

グリーンキーパー 池本伸司(写真右)

副グリーンキーパー 足立勝彦(写真左)

アドバイザー(前グリーンキーパー) 岸本昌巳(写真中)

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2022年2月の発刊した会員向け有馬カンツリー倶楽部会報誌に掲載したコース管理トップ3のインタビュー記事をご紹介します。ゴルフ場の裏方さんであるコース管理の考え方を知る機会は滅多にないと思います。この機会にぜひ!

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★★日々、芝と向き合うことで、自ずとやるべきことが見えてくる

 

池本: グリーンキーパーとしてコース全体の管理やメンテナンスを担っています。いつも早朝のコース巡回からスタートし、芝のコンディションをチェックしながら肥料や農薬の散布、芝草の刈り込みなど、どういった作業が必要かを考えています。その後、仕事の段取りを決め、スタッフに指示を出し動かしていきます。

足立: 私は、サブキーパーとして池本さんをサポートする役割です。彼と分担して各9Hずつコース巡回を行い、情報共有しながら一日の作業内容を話し合います。

岸本: 以前はグリーンキーパーを担当していましが年齢的なことや後進を育てる意味もあり、一線を退き、現在はコース管理アドバイザーとして勤めています。
メインのメンテナンスは二人に任せ、作業のフォローや雑草の防除など細かな部分の対応を行なっています。

★★同じ一日がないように、芝のコンディションも同じ日はない。

★★培ってきた技術と知識を、今のコースづくりに活かしていく。

 

池本: 気候や温度、湿度など、条件が異なれば芝の状態も変わるものです。例えば、肥料や
農薬を散布するにしても、その日の様子を見ながら希釈度や量を調整したりしなくてはなりません。また、苗床の土を少しずつ入れ替えるグリーン更新作業など、一年先を見据えて管理計画を練ることも重要な仕事と言えます。

足立: グリーンキーパーは全体を見ながらいろいろと考えなくてはなりません。経験が何よりも物を言う専門職だと思います。1 0 年務めていてもまだわからないことがあるほどです。いきなり完璧にできるわけではありませんので、試行錯誤しながら自分のスタイルを築いていくしかないと思います。

岸本: 芝は生き物です。今は交代するなど分担できますが、昔は休みの日でも朝夕に芝を見に行かないと不安で、3 6 5日、毎日のように芝のことを考えていました。また、自分が休みの日に限って芝が枯れたり、病気になったりと、問題が起きたりするものでした。

池本: 私はグリーンキーパーに就いてまだ3 年目で、この世界ではまだまだ駆け出しの身です。二人ともグリーンキーパーの経験が豊富なのでとても心強く感じます。特に注力しているグリーン周りでは、グリーン・スピードを上げるためにはどんな資材を使えば良いか、芝のコンパクションを安定させるためにはどうすれば良いのか、二人に相談しながらメンテナンスを行なっています。

足立: グリーンの芝で言えば、昔は芝の品種も今のように良くなく、横に広がりやすく、立ちづらくありました。岸本さんをはじめ、昔の職人たちはその芝をいかに細く、縦に立てるかということを創意工夫しながら行っていました。古い芝であっても新しく見せるという技術は本当にすごかったです。

岸本: 古い品種であっても今の品種に負けないほどに仕上げるというこだわりは持っていました。とはいえ、夏場の暑さに負けたり、芝の芽数も減ったりと、だんだんと新しい芝生へと切り替わってはいきます。ただし、どんなに芝の改良が進んでもリスクがゼロになることはありません。これまで培ってきた技術や知恵をうまく活かしていければと思います。

★★エバーグリーンを目指して、努力と挑戦は尽きない

★★お客様に価値のあるコースを、ゴルフ場を提供していく使命感

 

池本: 目指しているのは、ティーグラウンド、フェアウェイ、グリーンそれぞれのカタチやラインがしっかりと出て、パッと見て美しさが感じられるコースです。刈るところは刈られ、伸ばすところは伸ばすメリハリの効いた景観です。そして、一年を通して芝の状態が変わらず青々としたエバーグリーンを維持できるように努めています。言葉では簡単ですが実現していくのは難しく、いかにそこに近づけていくかという思いです。

岸本: 気候条件も、自然環境も異なる中、一年、二年とキープしていくことは大きな課題です。それは現状維持ではなく、常に上を目指し新たなチャレンジをして成し遂げられること。昨日よりも今日、5年前より今の有馬カンツリー倶楽部が良いと、お客様に思ってもらえるように日々、努力していかなくてはなりません。

足立: 常にお客様へ価値に見合ったコースを提供できているかという思いで取り組んでいます。数多くあるゴルフ場の中でここを選んでもらえることが、私たちの存在意義であり、やりがいにもつながります。お客様に喜んでもらえる、また来たいと思ってもらえるコース管理が私の理想です。

岸本: ここは、昔ながらのオーソドックスな古き良きコースです。その魅力を活かしながら、グリーン・スピードを速めるなど、今のゴルファーが望むセッティングを施していきたいです。歴史あるゴルフ場を、いかに今の人にも楽しんでもらうか。それが私の追求するコース管理かと思います。

池本: 目下では、フェアウェイのティフトン芝の上に洋芝のペレニアル・ライグラスの種を蒔き、コースの緑化を図っています。問題はそれにより雑草がどれほど繁殖するかということ。芝の管理はすぐに結果が出るものではありませんので、根気強く様子を見ながら理想のコースを目指しています。

足立: 少し視点が変わるかもしれませんが、ここのコース管理で一緒に働きたいというスタッフが集まるようなゴルフ場にもしたいです。当然ながら大勢のスタッフの協力のもと、日々のメンテナンスが成り立ちます。
スタッフが気持ちよく働け、一つの家族のようなチームワークで取り組めばきっと、どんなことでも乗り越えていけるはずです。

★★いつ来ても良かったと思ってもらえるコースでありつづけるために。

★★一人ひとりが新たな目標に向かってチャレンジしていく。

池本: 今はまだグリーンキーパーとしての目線でコースを見ることが多く、お客様がプレーした時にどう感じ、何が気になるのかというプレーヤー目線が足りていないところもあります。お客様の声やスタッフからの意見もこれまで以上に取り入れながら、ニーズに
合ったコースづくりを行っていければと思います。
いつ来ても楽しく、来て良かったなと思えるコースを提供できるように頑張っていきたいです。

足立: 新たなチャレンジという意味では、ここをL P G Aツアーのトーナメントコースにしたいという思いがあります。近年では、L P G AのQ Tやプロテストの会場にも選定され、芝のコンディション維持やボールスピードへの対応なども問題ありません。いつ選ばれても良いように、コース管理力や技術力などをさらに磨いていければと思います。プロの方、会員の方、一般の方、どんなお客様にとっても十分に楽しんでもらえるように努めていきます。

岸本: 願うのは、ここのコースはいつ来てもいいですねと言われつづけることです。これから、後進育成に力を注ぐことはもちろん、お客様から気軽に声をかけてもらえるような雰囲気づくりも取り組んでいきたいです。プレーはしていても、コースについてはわからないこともあると思いますので、ぜひ何でも気軽に聞いてもらえれば私たちもうれしく思います。

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【 2022年有馬カンツリー倶楽部会報誌 第7号(2022年2月発刊)に掲載 】

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