ゴルフ振興

ゴルフで学ぶ「礼儀」

2018年 12月 15日

★ゴルフで学べるスキル(能力)とは

ゴルフは「審判のいないスポーツ」と言われ、自己判断に委ねられることが多いスポーツです。そのため、生きていく上で必要な様々なスキルを学ぶことができます。

たとえば「ザ・ファースト・ティ」という青少年育成教育プログラムで学ぶライフスキルの中核は、「ナイン・コア・バリュー(Nine Core Value)」と呼ばれる9つの大切な価値観です。「ザ・ファースト・ティ」の参加者(児童・生徒やその家族)は、9つの価値観の本質について学び、ゴルフの場面だけでなく、社会生活の中でも実践できることを目指しています。

★ナインコアバリュー

ゴルフを通じて学ぶ「ナイン・コア・バリュー(Nine Core Value)」は、「尊敬」「礼儀」「正直」「自信」「スポーツマンシップ」「判断」「責任」「忍耐」「誠実」という9つの価値観で構成されています。

この「ナイン・コア・バリュー」は子どもだけに有効なのではなく、人として正しく生きていくために絶対に欠かすことができない素養です。

★ゴルフで学ぶ「礼儀」

礼義の「礼」とは、人の行うべき道や社会生活や行事を行う上で定まっている形式をさし、「儀」は、まねるべき手本や法則という意味を持ちます。礼儀とは、普段の人間関係や社会生活をおこなう上で、相手の人に対して敬意を表した上で、人として守るべき言動や行動の事です。

「礼儀正しい人」、「礼儀にかなう」、「親しき仲にも礼儀あり」、「礼儀作法」、「礼儀をわきまえる」などの言葉で用いられます。

社会の秩序を守るために、この礼儀というものがとても大切な意味を持ちます。礼儀があるからこそ、相手だけなく、自分自身も平穏な日常生活を送る事ができるのです。

礼儀正しいというのは、作法に則っている、という意味といえるでしょう。或いはマナー通りともいえます。ビジネスマナーもそうですが一般的に言われている正しいとされている作法をキチンと行える人を「礼儀正しい人」と言います。

礼儀の基本は「あいさつ」であると言えます。相手に対して、キチンとしたあいさつができない人が「礼儀正しい人」と思われることはありません。

紳士淑女のスポーツとして「エチケット(礼儀作法)」を重んじるゴルフは「あいさつ」に始まって「あいさつ」で終わります。

ゴルフで同伴する人たちと一日を楽しく過ごすために最も大切なことは「朝のあいさつ」です。

今日一日をいっしょにプレーする人たちと出会ったときが最初のあいさつ。初めて出会う人、顔見知りだけど今まであまり話したことがない人と一緒にゴルフをするときは、スタートホールのティーグラウンドでようやく出会うことになります。そこでは、しっかり向かい合って目を合わせ、表情をつくり言葉でのあいさつが欠かせません。

「おはようございます。○○です。今日一日よろしくお願いします。」

このようなあいさつをすることで、お互いに気持ちよく朝のスタートが切ることができます。とくに今日初めて出会う人には、目を向けて顔を向けてこそお互いの名前を覚えることができます。

日本ではまだまだ少ないですが、こういうときこそ握手をすれば自然と目を向け、顔を合せることになります。こういう機会を利用すると握手を習慣にいれることができます。

キャディー同伴プレーの場合、スタート前にキャディーともあいさつを交わします。ここで気持ちの良いあいさつができると、キャディーに好感が持たれます。キャディーの感情でサービスに優劣を付けることは許されませんが、キャディーも人間です。一日のプレーで何かと気に掛けてくれるようになります。

キャディーを『下僕』のように扱うのは誤りです。ルールにもあるように、キャディーはプレーヤーの『パートナー』です。プレーに集中できるように手助けする協力者です。パートナーとしての接し方を心掛ける必要があります。

 

★プレー中もあいさつを忘れない

スタートホールでティーショット(第1打)を打つときには、同じ組の全員に対して「よろしくお願いします。」と声を掛けます。そして全員がティーショットを打ち終えたら、後の組に対して「お先です」や「行ってきます!」と声を掛けます。すると後の組は「行ってらっしゃい!」と応対してくれます。

たまたま前後の組となった初めて会うプレーヤーの人たちにも、気持ちの良い「あいさつ」や声掛けを積極的にしていきます。その日一日、何度も顔を合わせることになるので、朝一番のティーグラウンドで、お互いに好印象を与えることが大切です。積極的にコミュニケーションを取ることによって、余計なトラブルを未然に防ぐことにもつながります。

そして、いよいよ最終ホールのパッティンググリーン。全員がパットを終了してホールアウトしたら、帽子を取って、同伴者全員にあいさつをします。

「今日は一日、どうもありがとうございました。」

このように、ゴルフは「あいさつ」で始まって「あいさつ」で終わります。
そして、気持ちよく一日のゴルフを終えることによって、「また一緒にゴルフをしよう。」という次回のゴルフへの楽しみにつながっていくのです。

★「あいさつ」で築く信頼関係

このような「あいさつ」は、普段の社会生活、ビジネスにおいてもコミュニケーションの基本であり、最も重要な事項です。元来「あいさつ」には、「自分の心を開いて、相手の心に迫る」という意味があります。

相手の心に少しでも近づきたいという気持ちをもってあいさつすると、相手もその思いに応じるようにあいさつを返してくれます。お互いの思いを受け取ることで心の距離が縮まります。

あいさつは相手のためだけでなく、自分から積極的にあいさつすることで、その場の空気を変え、自分の居心地を良くするためのものでもあるのです。

★仕事も「あいさつ」に始まって「あいさつ」で終わる

「おはようございます!」

仕事での朝のあいさつは元気よく大きな声ではっきりと言わなくてはなりません。子どもに言うような当然のことですが、意外にあいさつをしない人、もごもごと小さくつぶやくだけの人が多いのが現実です。

社会人として成長していくうえでは、当たり前のことを当たり前にできるということが最も大切なのです。明るくさわやかな笑顔であいさつできる人は、周囲から好印象で迎えられ、場の雰囲気を明るくします。積極的に声を掛ける習慣が身に付き、キチンとあいさつができる人はビジネスパーソンとして信頼されます。

職場では、周囲にいる人全員に対して、一人ひとりに対してしっかりあいさつをします。

若手社員であれば、上司や先輩から声を掛けられる前に率先してあいさつをすること。出社時には特に周囲に目を配り、先に声を掛けるように心掛けましょう。

相手がすでに忙しそうに仕事に取り掛かっていても、その人の前に行って、仕事の邪魔にならないようにあいさつをしましょう。「おはようございます」の一言です。5秒と掛かりはしません。

それぞれにお互いの目をきちんと見て、朝のあいさつをする。あいさつの仕方をよく観察すれば、相手が元気一杯で積極的な心構えでいるのか、何か問題を抱えているのかなども分かります。ふてくされて人に心を開こうとしない人は、相手の目を見据えたあいさつはできません。

しっかり目を合わせて礼儀正しくあいさつを交わした者同士は、仲間同士である点を確認し、協力しようという暗黙の約束をしたも同然なのです。

終業時になって退社するときも、一人ひとりに「お先に失礼します」を言って帰るべきです。勝手に黙って退社するのは間違っています。黙って帰ったのでは「ちょっと聞きたいことがあったのに」と思っていた人がいた場合に困ってしまいます。

明日また元気に会って、一緒に働こうという思いを込めて、一人ひとりに「お先に失礼します。さようなら」とあいさつをすることがとても大切なのです。

◆参考文献

「ピーターたちのゴルフマナー」鈴木康之/ゴルフダイジェスト社

「人生を変えるマナー」三厨万妃江/あさ出版

「仕事を極める 一流のビジネス作法」山崎武也/PHP研究所

 

★『ザ・ファースト・ティ』とは

「ザ・ファースト・ティ」とは、1997年にスタートしたゴルフを通じて学ぶ青少年育成教育プログラムのことです。「ザ・ファースト・ティ」は、プロゴルファーを目指す選手育成のゴルフレッスンではありません。ゴルフを通じて子どもたちの健全な人格形成を図り、「ライフスキル」(生きていく上で必要な能力)や人生の価値を教えることを目的とした教育プログラムです。

これまでに、アメリカをはじめニュージーランド、カナダのゴルフ場や学校、軍施設で展開し、全世界で200以上の支部、1,000ヵ所以上の施設で、累計1,400万人以上の子どもたちが参加してきました。日本では2015年(平成27年)にようやく開催されるようになり、関西のゴルフ場では2018年(平成30年)8月にようやく有馬カンツリー倶楽部で初開催となりました。日本では、まだまだこれからの新しいゴルフスクールです。

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